2018年 3月 の投稿一覧

小柄で13号の方の着物リメイクの、喪服が出来ました

 小柄な方の為、出来るだけ分量感を無くすようにしています。

 着物を活かす為に後ろには紋を使っています。

スッキリさせる為スカートのフレアー分は控えめにして有ります。

襟はいろんなお洋服を見て頂いてこれが良い!ととっても気に入って下さいましたのでこのデザインに成りました。
この襟はオリジナルですが、結構人気です。

出来上がったお洋服を何通りかお見せしてもこれが気に入られる方多いですね。

ギャザーが入ったのは可愛すぎると思われる方もいらっしゃいます。
反対に可愛いの大好きな方ももちろんいらっしゃいます。

ギャザーと言っても入る分量でヒラヒラ感が違います。

襟幅でも雰囲気は全く違います。

実際にお洋服を見て、これって選べるのは安心だと思います。

完全オーダーですので、どんな体型の方でも着やすいお洋服が作れます。
既製服では合うのが無いと良く聞きますがそれも仕方ないかも知れません。

【理由を説明します】

一番太っている場所のサイズに合わせて20号を選ぶと、全部が大きいです。

部分的に大き過ぎという問題は必ず起きて来ますし、とっても不細工に見えます。

バストを大きく作るとウエストもヒップも大きいです。
でも体は均等に大きいわけでは有りませんね。

余った場所はシワが沢山出ます。

お袖幅もとても広く作ります。

お袖の繰りも深く取ります。

だからブカブカ感が大です。

これオバさんぽく見える原因の一つです。

L寸の方を綺麗に見せるにはお袖は大事なんです。

でも平均値でサイズを出していくから、製品はL寸だけどお袖だけ少し細くは作りません。

身頃の袖底もサイズが大きくなるとかなり刳ります。

そうしないとお袖が身頃に付けにくくなるからです。

よくメンズで、体には全く合ってないけど、つるし(既製服)をそのまま着た方がカッコイイって言いません?

作る方は綺麗なボディーに合わせてバランンス良く作るわけですね。

体に合って無くてもそのまま着てしまったらそのバランスのまま着るわけですからカッコよく見えますね。

中で体が泳いでいようが部分的に窮屈であろうが見た目は作られた洋服のサイズなんです。

メンズは肩や胸に芯を沢山張ります。

ある程度固定されてるので、体にそって無くても、皺が一杯にはならないんですね。

でもレディースはそんなに、がちがちに芯は張りませんから、皺が目立ってしまうんです

型紙は洋服を作る基礎的な部分で10年くらい引いたからと言ってもすべて分かるとは言えないほど奥が深い物なんです。

今の学生はキャド(パソコンでパターンを引く)を習って縫い合わせる場所の、寸法だけ合わせて出来上がったら海外にメールで送って工場ですぐに生産に入るという感じが多いです。

考えるだけで、「おそろしい」ですよね。

若い人の洋服は安くてかっこ良かったらOK.見た目で選ぶんですね。

着心地というとっても大事な所をこだわってるかそうでないかによって作る過程が全く違います。

技術を要する必要性も価値の度合いが違います。

ミセスは体型が若い人とは違います。

でもそこで諦めてしまわないで何とかそれでも少しでもカッコ良く見える様にしてあげたいと頑張ってしまい、時間が掛かっても丁寧に作ろうとしてしまうんです。

そこを分かっって頂けたら苦労の甲斐が有るんです。

洋服って奥が深いんですよ。

女性はやっぱり綺麗でいてほしいですよね!

どんな事でもお気軽に聞いて下さいね。
078-200-3660

リメイクとはこういう物です。  

アクセスは此方。 

お客様の声

HP        

リメイクの作品集の動画    

着物リメイクされるお客様の気持ちは皆さん一緒ですね。

こんにちは。着物リメイクの荒木栄子です。

何時もまずはお電話がかかって来ます。

良く分からないけれど、とりあえず聞いてみよう」って感じです。

それでいいのです。

ひとつづつ、紐といて行くように、疑問点を解決して行って
納得されたら、来て頂く。

開口一番「太ってしまって」って方も多いですね。

今持ってるのが入らなくなったし同じ作るなら着物を使おうかなと。

最初はやっぱり喪服が必要に迫られて一番多いかもです。

何といっても着る機会が多いです。

それと子供や孫の結婚式に着ていくものが無い。

レンタルを見に行ったら15~16万かかる!

それだったら作った方が安い?

確かにその方が安いです。

それに親戚一同結婚式が1回しかない方も少ないですよね。

お客様でやはり結婚式用に留袖で、ロングドレスを作られた方が、着て行ったお式で
お友達に絶賛されて「貸して!」と頼まれて何人にも貸してあげたそうです。

それを見ていて妹さんが私も作ると決められました。

当社のリメイクは完全オーダーです。

デザインも全部オリジナルです。

つまりは世の中に1枚だけの自分しか着ていないお洋服が出来上がります。

体型が左右同じでなくなってる方がとても多いです。

普段皆様キッチリとしたお洋服は着ておられませんので自分の体型が分かっておられません。

反身の方も意外に多いです。

肩の下がりが左右違う方は9割位いらっしゃいます。

そういう体型の方は型紙を左右作ります。

膨大な時間を要します。

最初はどの着物でどういう物が作りたいかお聞きします。

迷っておられるお着物を全部持って来て下さいとお願いしています。

何を作ったらいいか決めかねておられる方も多いです。(喪服以外は)

着物ではハデでもお洋服にしたらそうでもない事も多いです。

ご自分ではこれが似合うと思われていても違う方が顔に良く合う事も多いんです。

見せて頂いてお話を聞きながら決めて行きます

デザインも会社にお洋服は沢山置いていますので、着て頂きながら、丈はこうしましょう
お襟はこれが好きですか?と一つづつ聞いて決めて行きますので、

希望通りのお洋服が出来上がります。

実際に着て見ながらだと理解が出来るんです。

仮縫いは別の生地で作ります

その時にも細かく修正します。

一つずつ納得しながら進んでいきますので、不安感は無くなります。

だから出来上がった時は満面の笑顔が返って来ます

この時私の疲れが飛んでくれます。

心から「よかった!」って思えるのです。

初めて来社された時は結構不安そうな方も多いです。

ドアを開けたら「ここはなんだ??」と思われるのかも知れません。

元々アパレルなのです。

あまり縁のない職業ですよね。

企画室というのはいろんな物を置いています。

紙も大きいです。何種類か有ります。

机はベニヤ板の一番大きい大きさです。

この机を2つ置いたらもう部屋一杯に成ります。

仮縫い用の生地も必要です。

パットも何百種類も有ります。

芯地も沢山の種類が有ります。

釦台帳も沢山必要です。

勿論沢山の書類も山のように置いています。

全部必要なので、

つまりごちゃごちゃしているのです。

大きな企業はそういう企画室が何十と有るだけで、中味は同じです。

その奥にお洋服を展示してあります。

そこまで行くとちょっとホッとされるかもです。

とにかく荷物がハンパ無く多いのです。

だからサロンとはかけ離れていると思います。

中でデザインして型紙を引いています。

見せるだけと、作る違いが大いに有るんです。

広い場所に行くと在庫が増えるだけと言われているのがアパレルなんです。

どんなの??と思われましたら一度覗きに来て下さいね。

取って食べませんから、安心して下さい。

元々ワールドの商品を売っておられる様なブティックさんに卸してますから生地もとても良いのを使っています。

縫製も日本製です。

そういう商品を定価関係なく¥5000で販売しますよ!っていうラックを何時も用意しています。

長くデザインとパターン(型紙)をひいて来ましたのでミセスの体型も理解しています。

どうしたら細くカッコよく見せられるか等分かっています。

リメイクについてここが不安?という事が有りましたらどんな事でも聞いて下さい!

078-200-3660

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