小柄で13号の方の着物リメイクの、喪服が出来ました

 小柄な方の為、出来るだけ分量感を無くすようにしています。

 着物を活かす為に後ろには紋を使っています。

スッキリさせる為スカートのフレアー分は控えめにして有ります。

襟はいろんなお洋服を見て頂いてこれが良い!ととっても気に入って下さいましたのでこのデザインに成りました。
この襟はオリジナルですが、結構人気です。

出来上がったお洋服を何通りかお見せしてもこれが気に入られる方多いですね。

ギャザーが入ったのは可愛すぎると思われる方もいらっしゃいます。
反対に可愛いの大好きな方ももちろんいらっしゃいます。

ギャザーと言っても入る分量でヒラヒラ感が違います。

襟幅でも雰囲気は全く違います。

実際にお洋服を見て、これって選べるのは安心だと思います。

完全オーダーですので、どんな体型の方でも着やすいお洋服が作れます。
既製服では合うのが無いと良く聞きますがそれも仕方ないかも知れません。

【理由を説明します】

一番太っている場所のサイズに合わせて20号を選ぶと、全部が大きいです。

部分的に大き過ぎという問題は必ず起きて来ますし、とっても不細工に見えます。

バストを大きく作るとウエストもヒップも大きいです。
でも体は均等に大きいわけでは有りませんね。

余った場所はシワが沢山出ます。

お袖幅もとても広く作ります。

お袖の繰りも深く取ります。

だからブカブカ感が大です。

これオバさんぽく見える原因の一つです。

L寸の方を綺麗に見せるにはお袖は大事なんです。

でも平均値でサイズを出していくから、製品はL寸だけどお袖だけ少し細くは作りません。

身頃の袖底もサイズが大きくなるとかなり刳ります。

そうしないとお袖が身頃に付けにくくなるからです。

よくメンズで、体には全く合ってないけど、つるし(既製服)をそのまま着た方がカッコイイって言いません?

作る方は綺麗なボディーに合わせてバランンス良く作るわけですね。

体に合って無くてもそのまま着てしまったらそのバランスのまま着るわけですからカッコよく見えますね。

中で体が泳いでいようが部分的に窮屈であろうが見た目は作られた洋服のサイズなんです。

メンズは肩や胸に芯を沢山張ります。

ある程度固定されてるので、体にそって無くても、皺が一杯にはならないんですね。

でもレディースはそんなに、がちがちに芯は張りませんから、皺が目立ってしまうんです

型紙は洋服を作る基礎的な部分で10年くらい引いたからと言ってもすべて分かるとは言えないほど奥が深い物なんです。

今の学生はキャド(パソコンでパターンを引く)を習って縫い合わせる場所の、寸法だけ合わせて出来上がったら海外にメールで送って工場ですぐに生産に入るという感じが多いです。

考えるだけで、「おそろしい」ですよね。

若い人の洋服は安くてかっこ良かったらOK.見た目で選ぶんですね。

着心地というとっても大事な所をこだわってるかそうでないかによって作る過程が全く違います。

技術を要する必要性も価値の度合いが違います。

ミセスは体型が若い人とは違います。

でもそこで諦めてしまわないで何とかそれでも少しでもカッコ良く見える様にしてあげたいと頑張ってしまい、時間が掛かっても丁寧に作ろうとしてしまうんです。

そこを分かっって頂けたら苦労の甲斐が有るんです。

洋服って奥が深いんですよ。

女性はやっぱり綺麗でいてほしいですよね!

どんな事でもお気軽に聞いて下さいね。
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